橋梁の図面作成業務と原寸(生産情報)作成業務を行う部署に所属しています。
原寸とは工場や現場での製造、架設過程で橋梁に生じる歪みや、製作上必要な余長などを加味した部材寸法を解析した後、加工や組み立てに必要な各種データや図面を作成する作業です。
私は現在、原寸作業の解析に使用する橋梁の3Dデータを作成する業務に携わっています。
私は学生時代に建築を学んだこともあり、構造物の製作に携わる職種をメインに就職活動をしていました。私が就職活動を行っていた時期は、感染症の流行により、ウェブでの説明会やインターンが多く、各企業の情報を人事伝いに聞くのみで、職場の雰囲気や就職後の生活像がつかめず、企業を決めかねていました。いくつかの候補の中で私が当社を選んだ理由として、実際の職場で実務研修を行っていただくことで、就職後のビジョンを最も想像できたことが決め手となりました。
私は現在、橋梁の3D作成と解析業務を担当していますが、私自身3D関係の経験はあまり無く、入社後に先輩社員に指導してもらって身につけました。こうした新人教育が入社前の想像より手厚かったと私は感じました。
製造業の仕事は、完成までにそれなりの期間がかかります。その中で私は物件一つひとつの経験を大事にしていくことが重要だと考えます。一つずつ工事を確実にこなし、新しい物件に着工するたびに、自分をブラッシュアップし続けることで、幅広く活躍できる技術者を目指していきます。