事業内容に惹かれたことに加えて、学校の推薦もあり、会社訪問をしたところ、本社ビルが当時竣工したての高層オフィスビルで、とても驚きました。また、事務室などには最新設備が配されており、ここで働いてみたい!と強く感じました。さらに、活気がありながら、和気あいあいと業務を行っている社員の皆さんの姿を見て、非常に雰囲気が良く働き易い会社だなと思い、入社を希望しました。
不動産事業部は、売買や仲介といった不動産取引を業としては行っておらず、資産オーナーの立場で、主に保有資産の有効利用の観点から、保有物件の管理運営や新規事業化の検討を行っています。具体的には、オフィスビルや賃貸マンションの建物維持管理とテナント管理、遊休不動産の開発、新たな不動産取得の検討業務などです。
土地や建物の有効活用策は非常に多岐にわたり、初めて手掛けることとなる事業も珍しくありません。このため、先ずは関連情報誌による情報収集や専門家へのヒアリングが欠かせません。次に、様々な要素を精緻に検討したうえで、中長期的に事業化可能な案件であると判断したものについて、工事に着手し、新たな資産を生み出します。このように、一からの調査、検討から、事業開始、安定稼働へと、プロジェクトを無事に仕上げられた時は、毎回安堵するとともに、大きな達成感が得られます。
不動産は、建設や取得をすれば終わりではありません。日々のメンテナンスや、テナントからの要望への対処を通じて、中長期的な観点から、資産価値の維持向上を図ることが大切です。また、必要に応じて、資産の買い替えや売却も検討することで、不動産事業全体の価値向上を進めることも必要です。こうした様々な取り組みを幅広く経験する中で、不動産事業のエキスパートを目指しています。