最新ロボットを用いた溶融亜鉛めっき工程のご紹介です。
ボルト製造工程を経て製造されたボルト・ナットや金具は、溶融亜鉛めっき加工を施すことで、防食性を飛躍的に高められます。当社は、最新のめっきロボットを採用することで、厳格な品質管理のもと亜鉛付着量や外観品質の安定を図るとともに、浸漬時間や遠心分離機回転時間を自在に変えることで、多種多様な製品の溶融亜鉛めっき加工に対応しています。
1~6.脱脂~乾燥
1.脱脂
ボルトに付着している油脂・塗料類を除去するために、加温した脱脂液に浸漬します。
2.水洗
ボルトに付着している脱脂液を除去します。
3.酸洗
ボルト表面の錆やミルスケールを完全に除去するために、常温の塩酸に浸漬します。
4.水洗
ボルトに付着している塩酸を除去します。
5.フラックス処理
フラックス皮膜を形成するために、加温したフラックス液に浸漬します。
6.乾燥
フラックス液を乾燥させることでフラックス皮膜の形成を促進します。これにより、溶融亜鉛めっき浸漬時の溶融亜鉛の飛散を防止します。