衝撃型振動試験機を用いた試験（ＮＡＳ3350規格準拠）では、上限30,000回の振動でもナットが脱落しないことを確認。

Ｎ-ペタル^®は市販のソケットレンチで締付が可能です。このため、特殊工具を必要とする類似製品よりも施工性向上を図れます。
また、N-ペタル^®はナット径より一回り小さい径のソケットを利用して締め付けることから、ソケットがナットにかかって施工しにくくなる、という心配は不要です。（※N-ペタル取付方法　表1参照）

Ｎ-ペタル^®は、アイポイント（写真参照）の位置を設けたことで、適切な締付が目視で確認できるように工夫しています。これに伴い、締付確認が容易となるため、管理コストが低減します。

N-ペタル^®は、ナットに適合したソケットを差込むことで、ナットと一体で容易に取り外すことができます。
また、取外し後もN-ペタル^®は再取り付けが可能です。

類似製品は、腰袋の中で製品同士が絡まることが多々あることから、高所での作業性が懸念されていました。
これに対して、N-ペタル^®は、絡まる原因である突起を構造上隠すことで、製品同士が絡まらない工夫を施しました。
また、取付ソケットに収まることで、高所での作業性が大幅に向上します。

N-ペタル^®のスプリング（バネ）端部は、三角部および六角部の内側に配置されているため、現場で取り付け後作業者の作業服に引っかからない構造になっています。
これにより、作業昇降時および取付作業時の安全性向上を実現しています。

①N-ペタル^®のスプリング（バネ）部が、ボルトねじ山に緊締し、スプリング（バネ）の緊縮力によりナットの緩みを抑えます。
②ナット締付後の初期磨耗に対しては、スプリング（バネ）の緊縮力が三角部に伝達することで緩みを抑えます。
③緊急時やボルト取替時には取り外しが容易に可能。

材質　ＳＵＳ304-ＷＰＢ

①ボルト・ナットを規定締付後、三角部をネット側に回した後、ナット径より１サイズ小さいソケットで取り付けます。

②ソケットで締め付け、ソケットの回転が止まれば締付完了です。
③ソケットを取り外し、アイポイント部が締付確認範囲内にあり、かつ、ナットと三角部が密着していれば、装着完了です。
④第三者による取付確認検査も、アイポイント部の目視による確認となるため、検査時間が短縮されます。